何故教育現場でAIが活躍するのか

授業の準備、宿題の確認、テストの作成、事務作業、部活の顧問……。先生はやることがたくさんあります。生徒一人ひとりを指導するのは大変です。そんな忙しい先生をAIが補助してくれます。

何故教育現場で活躍するのか

生徒によって理解度や弱点は違います。どこで間違えたのか・どこが分からないのか・解答にどれくらい時間がかかったのか、などAIならデータ分析をすることができます。その分析をもとに生徒にあった出題や授業内容を提示してくれます。
AIが教育現場で活躍する例をご紹介いたします。

一人ひとりにあった教育

最近は、タブレットを導入する学校が増えてきていると思います。しかし、一人一台タブレットを導入している学校はまだ少ないです。
生徒専用のタブレットにすることによって、間違えたデータを蓄積したり、解答にかかった時間を計ったりでき、そのデータを基に宿題や問題を出題することが可能になります。

どこで悩んでいるのか

どの生徒が理解していないのかを判断するのは難しいです。でも、AIは画像認識が得意なので理解していない生徒を判断することができます。
例えば、教室にカメラを設置し生徒の表情をモニタリングし、理解できていない生徒や居眠りしている生徒がいたら先生にお知らせをします。
先生はお知らせをもとに授業の内容を変更したり、休憩を促したり授業改善に取り組むことができます。

採点の自動化

手書きで記入された解答が正解かどうかを判断するのは大変です。部分点が必要な場合は、採点基準に合わせて判断・採点していかなければいけません。採点作業は思っている以上に大変で忙しい先生にとっては大きな負担になります。
AIの文字認識技術を使用して採点を行うサービスが登場しています。これにより正確に採点を行うだけではなく、先生の負担も減らすことができます。


AIを導入することによって先生の負担を減らすことができたり、生徒自身も分かっていなかった苦手箇所を学習出来たり、先生と生徒に大きなメリットがあります。


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トイレにIoTを設置すると何がいいの?

出先でトイレに行きたくなり、近くのトイレに入ったら人が並んでいたという経験や空いているトイレを探して歩き回ることがあると思います。では、トイレにIoTを設置することでどう変わるのでしょうか。

トイレにIoTで実現する事

IoTを設置すると空き情報が分かるほかにも利用者や管理者にメリットがあります。

トイレの空き情報が分かる

施設内にあるモニターに空いているトイレを表示したり、スマホから空いているトイレを探したりすることができます。さらにトイレの待ち時間の目安も表示されるので、待ち時間が短いトイレを探すことできます。

トイレの異変検知

トイレが詰まっていたり、水が漏れていたり人が見て発見するのには時間がかかってしまいます。IoTセンサーを設置すれば異常を検知した際に、管理者に通報がくるので復旧作業を早く行うことができます。

トイレの節水

トイレを流すときに使用する水の量は古いものだと13Lも使用します。新しいものだと6L~4Lです。しかし、IoTセンサーを設置するとトイレの利用時間に応じて水の量を調整してくれるので節水効果が見込めます。

まとめ

トイレにIoTを設置することで空き情報だけではなく、異常検知や節水もすることができます。空き情報が分かれば空いているトイレを探して歩き回ることがなくなりますね。
弊社では、新規開発を承っています。「こんなアイディアがある」「こんな製品出来ないかな」「コラボレーションできないかな」などありましたらお気軽にお問い合わせください。ご相談もお待ちしております。


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ICTを活用したテレワーク

日本でも新型コロナウイルスが流行していますが、対策としてテレワークを導入する企業も多いのではないでしょうか。
では、テレワークを導入するにはどうすればいいのでしょうか。

テレワークとは

テレワークとは、ICT(情報通信技術)を活用した場所や時間にとらわれない働き方のことです。

※テレワークは、tele(離れたところ)+work(働く)を合わせた造語です。

テレワークは働く場所により、自宅利用型テレワーク(在宅勤務)、モバイルワーク、施設利用型テレワーク(セテライトオフィス勤務)に分けられます。

自宅利用型テレワーク(在宅勤務)

勤務先ではなく自宅で業務を行う働き方。

モバイルワーク

パソコンやスマートデバイスなどのモバイル端末を活用して、どこでも仕事ができる働き方。

施設利用型テレワーク

勤務先以外のオフィススペースでパソコンを利用した働き方。専用サテライトや共同サテライト、レンタルオフィスなどの施設が利用されています。

テレワークのメリット

様々な場所で仕事ができるテレワークのメリットは何でしょうか。

通勤時間の軽減

電車や車で通勤をしている方が多いと思いますが、テレワークでは通勤時間を軽減することができます。
満員電車での通勤、混雑した駅での乗り換え、車の渋滞など体力の消耗やストレスがありますが、自宅や自宅付近で業務を行うことができれば負担を抑えることができるので、気持ちよく仕事を行うことができます。

業務の効率化

オフィスで働いていると他の人が気になり集中できない人もいるかもしれません。自宅で業務を行うことができれば落ち着いて仕事に取り組むことができるので、仕事の効率化を図ることができます。

プライベートとの両立

オフィスで働いている人の中には、仕事が終わって家に帰ったらご飯を食べ、お風呂に入って寝るだけという生活をしている人もいるかもしれません。
テレワークであれば、自分の時間を組み立てることができるのですき間時間に家事や自分のやりたいことができ、仕事とプライベートを両立することができます。

テレワークのデメリット

テレワークは、メリットだけではありません。

コミュニケーション不足

顔を合わせないのでコミュニケーション不足が起こります。それを補うためにチャットやテレビ電話等でコミュニケーションを図ります。

勤務時間の把握

自宅などオフィス以外で働くため勤務時間の把握が難しくなります。企業と働く人との間でルールを決めて後で揉めることがないようにしたいですね。

どうやって導入するの?

テレワークを導入する前に以下のことを確認しておきましょう。
・コミュニケーションを円滑にとることができるか
・セキュリティに問題はないか
導入する流れは何でしょうか。

導入の目的・計画

なぜ、テレワークを導入するのか目的をはっきりさせます。そのあとに、導入する時期や対象業務、対象者などを決定していきます。

現状の把握

計画と同時に現状の把握を行いましょう。テレワークが本当に必要かメリットはあるのか、使いこなすことができるのか、場所が変わっても業務を行うことができるのかなど様々な点を検討していきます。

テレワーク研修

テレワークを導入することを周知し、必要に応じて研修を行います。実際に導入して使いこなせないという事態を防ぎます。

テスト導入

本格的に導入する前にテスト導入を行います。思いがけないトラブルや問題点を洗い出します。
テスト導入で洗い出した問題を解決し問題なく業務に活かせそうであれば、本格的に導入しましょう。

まとめ

今、新型コロナウイルスが流行っていますが、これからテレワークを導入する企業が増えてくると思います。セキュリティや社内でのルール共有、コミュニケーションを図り、円滑にテレワークを行えるようにしたいですね。


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機械の予防保全とは何?

定期的にメンテナンスを行っていると良好な状態を保つことができ、機械の寿命を延ばすことができます。 では、機械の予防保全とは何をするのでしょうか。予防保全とは何か効率的に点検するにはどうすればいいかご紹介いたします。

機械の予防保全

保全を行う方法でもっとも初歩的なものは「機械が壊れたら修理をする」事後保全です。しかし、この方法は損失が大きく修理している間、機械を使用することができません。 「機械が壊れる前に定期的に部品を交換する」予防保全ですが、こちらも欠点があります。 故障の前に部品を交換するので故障は減少しますが、経験や勘に頼ってしまうので無駄が生じてしまいます。その他に、作業者のミスによる故障が起こる場合もあります。

IoTで予知保全をする

近年注目されている設備保全の方法が予知保全です。予知保全も定期的なメンテナンス行いますが、機械や設備に取付けられたセンサーからデータを取得してリアルタイムに監視しています。なので、トラブルの前兆を読み取り、すぐに対応することができます。
弊社では、機械や設備を遠隔で監視・制御しリアルタイムで計測・最適化するIoTを開発しています。工場や機械設備の悩み、質問等ありましたらお気軽にお問い合わせください。


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ICTって何?ICTが作る未来とは

ICTとは

ICTは「Information and Communication Technology」の略です。日本語では、情報通信技術といいます。ICTはITに「Communication」という言葉が入っており、ITよりも通信によるコミュニケーションを重要としています。

ITとの違いは?

ICTは、ITに「Communication」を追加した言葉ですが、何が違うのでしょうか。

ITとは

ITは「Information Technology」の略です。日本語では、情報技術といいます。PCのハードウェアやアプリケーション、OA機器、インターネットなどの通信技術など様々なものを含んでおり、日本では2000年にIT基本法が制定され広まりました。

ICTとITはほぼ同じ意味の言葉ですが、何を重要としているかがポイントです。ITは、コンピュータやソフトウェアなどコンピュータ関連の技術を指す言葉ですが、ICTは、情報を伝達することを重視しており、医療や教育などにおける技術の活用方法などを指しています。
国際的にはICTという言葉のほうが広まっており、日本でいうITの意味も含めてICTと呼ばれています。そのため日本でもITに代わってICTが広まりつつあります。

政府が進めるICT

政府は国が抱える地域活性化、社会保障費の増大、大規模災害対策などに対応するためICTの利活用を促進するために様々な施策を展開しています。

IoT、データ活用

IoTを活用すると膨大なデータがインターネット上に集まります。総務省では、IoTを様々な分野に導入し、一定のルールのもとでデータを収集しビックデータとして活用することを目標としています。

地域活性化

総務省は、「一億総活躍社会」や「地方創生」の実現のために、時間と場所を選ばない柔軟な働き方「ふるさとテレワーク」を推奨しています。テレワークにより都市部以外の地方でも仕事をできるようにすることで、地方の人口を増やす取り組みも行っております。

サイバーセキュリティ

官公庁や民間企業などにおける機密情報の窃盗等のサイバー攻撃が頻発しています。その対策として、実践的なサイバー防衛演習の強化等を通じて人材育成や安心・安全なネットワーク環境の実現を目指しています。

医療・健康・介護

超高齢社会に突入し、社会保障費の増大や生産年齢人口の減少等の課題をICTを活用して解決しようとしています。地域が保有する医療情報を安全に共有し遠隔医療を行えるよう、情報通信ネットワークやクラウド技術を活用した医療の安全性向上や業務効率化等を推進しています。

教育・人材

地方でも都市部に劣らない最先端の学習を受けられるようにクラウド等を活用した、教育ICTシステムの環境構築や若年層に対するプログラミング教育の推進に取り組んでいます。

防災(G空間、Lアラート、Wi-Fi)

地震などの災害から国民を守るためにLアラート(災害情報共有システム)を活用した災害情報伝達手段の普及拡大が求められています。G空間情報(地理空間情報)を活用し、ピンポイントで詳細な防災情報を届けることができます。防災拠点等に無料Wi-Fi環境の整備をすることにより災害情報や安否確認を素早く行うことができます。

総務省「ICT利活用の促進」参照

まとめ

ICTが普及し安全かつ暮らしやすい世の中になるといいですね。
MTLでは、新規開発の依頼をお待ちしております。「こんな製品できないかな」「こんな技術があるけどコラボレーションできないかな」など、何でもお聞かせください。


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予防保全とIoTの関係性とは?

工場や商業施設、病院など施設には様々な機械が稼働しています。これらの機械や設備を管理し、最適な状態に保つことを保全と言います。
故障する前に故障する箇所が分かるとコストや機器の停止を回避することができますよね。
今回は、予防保全だけではなくIoTとの関係性もご紹介いたします。

なぜ予防保全が必要なのか

予防保全していないと・・・
・故障発生からの対応だと、部品調達に時間がかかり機器が稼働しない時期が長期化する恐れがある
・何も保全せずに故障してしまったら最悪、修理不可能になる恐れがある

予防保全していると・・・
・予防保全により機器の寿命を長くできることで、コスト削減につながる
・故障した部分の買い替えを回避でき、稼働が止まることで起こる生産性のロスも回避できる

予防保全とは

予防保全とは、機械や設備を継続的に安定して稼働させるために、点検や修理、部品交換などの計画を立てて定期的にメンテナンスをしていくことです。

IoTとの関係は?

今までは経験と勘によって行っていた予防保全ですが、IoTを組み合わせることでデータに基づいた予防保全を行うことができます。
IoTで情報を収集し、それをビックデータとして蓄積し、データ解析を行います。これにより、過去の履歴からトラブル発生に結びつく兆候や期間が分かり、故障発生時期を予測することができます。

弊社では、工場や機械、設備などを遠隔で監視・制御しリアルタイムで計測・最適化するIoTソリューションを開発しています。機械の故障解析がしたい、予防保全にデータを役立てたいなどありましたら、お気軽にお問い合わせください。


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脱炭素社会とエネルギーマネジメントシステム

脱炭素社会とは

化石燃料の使用をやめ、温室効果ガスの排出量をゼロにすることです。世界のエネルギー源は、石炭や石油など温室効果ガスを排出する化石燃料に頼っています。再生可能エネルギーも徐々に普及していますが、まだまだ15%ほどしか普及していません。
※再生可能エネルギーとは、太陽光や風力、水力、地熱、太陽熱、バイオマスなどの地球に存在する資源によってつくられたエネルギーのことです。

エネルギーマネジメントシステムとは

エネルギーマネジメントシステムは、Energy Management Systemの頭文字をとってEMSと呼ばれています。
簡単に説明をすると、
・電気などのエネルギー使用状況を「見える化」する
・「見える化」したエネルギー使用状況を分析する
・削減可能な個所を見つけて経費削減につなげる
上記のような目的で導入されるシステムです。

脱炭素社会とエネルギーマネジメントシステム

2030年のエネルギミックス実現に向け、再生可能エネルギーや蓄電システム、デジタル制御技術等を組み合わせた脱炭素化エネルギーシステムへの挑戦が加速しています。
EMSで電気を見る化することで、エネルギーの消費を抑えることができます。これにより、二酸化炭素の排出量が減り脱炭素社会に近づいていきます。
弊社では、EMSの開発を行っています。エネルギーを監視したい、制御したいなどありましたら、お気軽にお問い合わせください。ご質問もお待ちしております。


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インターネット接続で起こるIoT3つのデメリット

IoTとは

IoTはInternet of thingsの略で、「モノのインターネット」と呼ばれています。
あらゆるモノがインターネットに接続するとデータを取得でき、そのデータをもとに制御することが可能になります。

インターネット接続で起こる3つのデメリット

前回IoTのメリットを紹介しましたが、いいことだけではありません。インターネットに接続することで起こるデメリットを紹介します。

セキュリティ問題

インターネットに接続すると外部からの攻撃を受けるリスクを抱えることになります。
セキュリティ対策をしていないとIoTによって制御されている機能が使えなくなり、社会全体に大きな影響をおよぼします。 例えば、病院のシステムに攻撃を受けたら、システムが利用できなくなり人命に関わる問題になります。

プライバシーの問題

IoTサービスを利用するとき個人情報を求められるときもあります。
例えば家電関連のサービスなら、どの時間に電気・エアコンをつけるのか、どのような食材を買っているのかといった情報を提供することになるかもしれません。でも、どの時間に電気やエアコンをつけるのか分かれば、家にいる時間、外出している時間が分かってしまうかもしれません。プライバシーをどう守っていくか考えなければいけません。

電波の問題

2020年には500億のモノがインターネットに接続すると予想されていますが、そんなに多くのモノがインターネットに接続するとたくさんの電波が飛び交うことになります。
そこで問題になるのが、電波干渉です。電波の混戦で正常に接続できなかったり、誤作動が起きたりするため心配されています。さらに、通信量の増加による通信遅延も心配されます。
技術的な問題や電波法などの法律問題をどう乗り越えるかもIoTの課題です。

まとめ

上記で紹介したデメリット以外にもありますが、IoTを導入することで私たちの生活が大きく変わります。生活をより快適にしたり、見守り、防犯など様々な場面でIoTが活躍しています。IoTがある暮らしを有意義にするため、早めにIoTが抱えるデメリットを把握することが大切です。 弊社では、電気使用料を監視するIoTを開発せています。興味や相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。


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IoTを導入するメリットは?

そもそもIoTって何?

IoTはInternet of thingsの略で、直訳すると「モノのインターネット」です。
あらゆるモノがインターネットに接続することで、データを取得できそのデータをもとに制御することが可能になります。

IoTを導入するメリットは?

モノがインターネットに繋がると言われてもメリットを感じる人は少ないと思います。
では、身の周りにあるものがインターネットに繋がると考えてみましょう。
インターネットに繋がった家のことをスマートハウスと呼びます。
スマートフォンから家の鍵を閉めたり、ロボット掃除機を操作したり、住人の好みに合わせた温度に設定してくれるエアコンなどがあります。 さらに、消耗品がなくなる前に発送されたり、不具合の情報がメーカーに送信されすぐに対処が講じられるようになります。
企業側もIoTによって消費者のニーズを把握でき、需要と供給の最適化を図ることができるようになります。
IoTを導入すると、生産設備をネットワークに接続することができるので、稼働状況の見える化ができ、生産設備や機械から得られたデータを分析して生産管理システムなどと連携させることで、最適された生産体制を維持することができます。IoT化によって工場は、徹底した効率化とコスト削減ができると言われています。

導入したいけど大変?

IoTを使うには様々な技術が必要です。センサーや端末を経由して取得・集約したデータをクラウドサーバーに蓄積し、解析することでIoTのサービスを提供する準備が整います。
弊社では、工場のIoT化をお手伝いできます。お気軽にお問い合わせください。


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