制御盤火災検知システム
火災を早期検出し、被害を最小限に!
制御盤での火災とスパークを検知する装置です。
制御盤火災の原因
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- 接点の劣化
- 電磁開閉器などの接点が劣化し、抵抗が増加して発熱。
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- 配線の不備
- 配線の過密さや老朽化により、電線が接触し火花が発生。
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- 過電流
- 過大な負荷による過電流の発生。
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- 過熱
- 通風不良や外部からの過度の熱による、制御盤内の温度上昇。
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- 電気部品の故障
- リレーやスイッチの故障により、内部で火花が発生。
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- メンテナンス不足
- 配線の劣化や部品の故障によるもの。
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- 異物の侵入
- 制御盤内にホコリや水分、小動物などが侵入したことによる、電線の接触や部品の故障。
予防するには
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定期的なメンテナンス
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適切な設計と施工
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環境管理
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過電流防止
などが必要です!
近年、工場・作業場での制御盤火災が増加しています。
制御盤復旧までの生産停止期間が長いほど計り知れない損害額に!!
炎やスパーク・高温を検知すると外部出力でパトランプやブザーなどの機器を連動させます。
2種類の検知モードを搭載
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- 通知モード
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- 火花を検知すると通知接点が動作します。
- パトランプやブザーを接続して瞬時に通知することができます。
- 通知は本体リセットボタンで解除できます。
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- カウントモード
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- 火花を検知した瞬間のみ通知接点が動作します。
- パルスカウンターやPLCに接続して検知数の推移を確認できます。
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- リアルタイムモニタリング
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制御盤内の状況を常時監視し、異常を検知した際には瞬時にパトランプでお知らせすることができます。
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- 早期発見
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火災を早期に検知し、発生初期段階で対応できるため、被害を最小限に抑えることができます。
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- 安全性向上
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従業員や設備の安全を確保し、火災による直接的な危害や二次災害から保護することができます。
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- ダウンタイム削減
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火災による設備の損傷を防ぐことで、生産設備のダウンタイムを削減させ、事業の継続性を保つことができます。
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- コスト削減
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大規模な火災被害による修理費用や代替設備への投資、生産損失などのコストを削減できます。
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- 自己診断モード搭載
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万が一の時に機器が動作しないということがないように、定期的に自動で火災成分の光を発光させてセンサの動作確認を行います。
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- 外に設置しても大丈夫?
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ニッケル電極を使用し、特定の紫外線波長のみに感度を持っています。
これにより、太陽光の影響を受けることなく、屋外でも正確に機能します。
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- 何に反応してるの?
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煙や熱ではなく、炎や放電から発せられる紫外線を直接検知しています。
そのため、煙や熱で間接的に検出する他方式よりも迅速に火災を検知できます。
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- 従来の点検との違いは?
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従来の点検は手動で定期的に行われますが、点検間の期間に火災が発生する可能性があります。
当社のシステムは常時監視の為、点検のない間でも安全を確保します。
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- 設置時の取付方法は?
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MONIBATは制御盤の扉側にマグネットで取付が出来るので、容易に設置可能です。
さらに設置後のメンテナンスも簡単に行えます。