「中小企業の新しい生活様式・働き方対応支援補助金」が公表されました。

「中小企業の新しい生活様式・働き方対応支援補助金」の申請が令和2年10月20日から開始されます。
この補助金は、市内中小企業者に対して新しい生活様式に対応した事業展開・働き方への対応に必要となる設備・機器等の導入に要した経費の一部を助成します。

・申請期間
令和2年10月20日(火)~令和2年11月19日(木) ※申請締切日の消印有効

・補助額
1事業者あたり上限50万円
※購入・施工等費用が合計で20万円(補助金額15万円)に満たない場合は補助金の対象外になります。
※既存設備・機器等の単なる更新や買替えは対象になりません。

・補助率
補助対象経費(購入・施工等費用)の3/4(75%)以内
例1:100万円(税抜)の設備・機器等を導入する場合は補助額50万円
100万円×3/4=75万円→補助上限50万円
例2:19万円(税抜)の設備・機器等を導入する場合は補助対象外
19万円×3/4=14.25万円→補助金額15万円に満たないため補助対象外

・補助対象者
1.中小企業基本法に定める中小企業者であること
2.本店又は本社が名古屋市内である方
 個人事業主は、現住所が名古屋市内である方
3.3期以上確定申告を行っている方
4.公序良俗に反する事業を営んでいない方

・補助対象経費
以下の条件をすべて満たす設備・機器等の購入・施工等に要する経費のうち令和3年1月31日までに支払った金額
1.新しい生活様式・働き方に対応した事業展開等に必要となる設備・機器等
2.名古屋市内の事業所等に設置する設備・機器等
3.令和2年10月20日以降に契約し、購入・施工・リースする設備・機器等
4.令和3年1月31日までに納入・工事等が完了する設備・機器等

※補助対象外経費
1.人件費
2.事業継続経費(光熱水費、不動産賃貸料、サービス・ソフトウェア等の使用料等)
3.購入に係る経費のうち以下に該当するもの
 原材料や消耗品の購入費
 販売やレンタル等を目的とした製品等の購入費
4.公租公課(消費税等)
5.既存設備・機器等の撤去・廃棄に係る経費
6.修理または修繕に係る経費(新しい生活様式・働き方に対応するための改装工事費は除く)

・注意事項
記載漏れや添付書類の不足など申請書に不備がある場合は、対象となりません。
提出された書類の減却は行いません。
申請締切日までに申請されなかった場合は、補助金を受給できません。
虚偽の申請、その他不正な手段により補助金を受給した場合は、補助金を返還しなければなりません。なお、悪質な場合は警察に通報するなどの対応を行います。

参考サイト:名古屋産業振興公社HP
名古屋産業振興公社から設備・機器等の導入に関する支援補助金が公表されました。
また、名古屋市内で「中小企業の新しい生活様式・働き方対応支援補助金」の仕様を検討している方は、お気軽にお問い合わせください。お手伝いさせていただきます。
グループ企業に空調専門業者がいますので、3蜜対策として換気設備等を導入する方もお気軽にお問い合わせください。



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製造業・工場のIoT活用の課題は何?

昨今、あらゆるところでIoTの活用が進められています。中でも、IoT活用の効果が高いとされているのが製造業や工場などです。様々な機器や設備などのデータを見える化し、活用することで生産体制の向上が期待されています。しかし、製造業や工場などへのIoT導入が進んでいないのが現実です。
なぜ、IoTの導入が進んでいかないのでしょうか。

なぜ、IoTの導入が進まないの?

IoT導入で期待するのは、生産性の向上だと思います。
工場内にある機器や設備の稼働データを取得することによって、どれだけ生産できているのかどれだけ稼働しているのかを見える化することができます。そのデータをもとに稼働していない機器、設備を確認することができたり、1日にどれだけ生産しているのかを一目で知ることができます。
しかし、せっかくIoTを導入してデータを取得してもほとんどの製造業・工場などは、データを活用できていません。
政府が発表した「2019年版 ものづくり白書」では、データ収集に取り組んでいる企業は減少していますが、収集したデータを活用している企業は少しずつですが増加しています。活用する企業は増加していますが顧客とのやり取りやマーケティングに活用している企業は、3.9%とごくわずかです。
見える化している企業はあるのに現場やマーケティングに活用できている企業は少ないのが明らかになりました。

参考:2019年版 ものづくり白書(平成30年度 ものづくり基盤技術の振興施策)「概要」

IoT導入への課題

データ活用をする以外にも課題があります。

IoT人材の不足

製造業では人手不足が問題になっていますが、IoT化した設備の操作や収集したデータを有効活用するにも人材の確保が必要になります。
また、IoT導入することで多くのモノがインターネットに接続することになるのでセキュリティ面も知識がある人材も必要になってきます。

コスト面の課題

IoTを導入するには通信機器やセンサ、Wi-Fiの通信費など費用が発生します。工場などに導入するとIoT化する機器や設備が多くあるため膨大な費用が掛かる場合もあります。なので、中小企業への導入は困難になるでしょう。

経営層の知識不足

人材やコストの問題もありますが、IoT導入を決定する経営層の知識不足もIoT導入が進まない原因になっています。
IoTを導入するとどんなことが解決できるのか、ビジネスへの活用ができるのかなどわからないことも多いと思います。IoTの可能性を経営層が理解しないと導入は難しいでしょう。

まとめ

IoTを導入するには経営層と作業員の認識を一致させなければ難しいです。IoTを導入する前には、一度話し合をして双方が働きやすい環境を構築することが大切です。
弊社では、製造業や工場にIoTを導入した実績があります。IoT導入から施工まで1社で完結するので、施工会社を探す手間を省くことができます。
「導入したいけど何をすればいいのかわからない」方や「うちの工場はIoT化できるのか相談したい」などありましたら、お気軽にお問い合わせください。


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見える化が大事な理由

業務や戦略といった企業の活動を視覚化して客観的にさまざまな判断ができる状態にすることを【見える化】といいます。

見える化は問題点を浮かび上がらせ共有できる

業務や戦略を見える化することは、全貌をつかみにくい企業の現在の在り方を模型にすることに似ています。
その模型を部署や立場を超えて共有することで、社員全員が同じ目的意識と方向性をもって業務にあたることができるようになります。
見える化していない企業では、営業は営業の問題点、財務は財務の問題点しか見えていません。部署ごとに危機意識や問題意識が切り離されているので、企業戦略としても包括的な計画を立てにくくなってしまいます。
これを解消するのが【見える化】です。

社会でIoTが活躍するなら企業でも活かすべき

見える化は、企業のあらゆる物事をデータ化し、そのデータを分析し活用することからスタートします。PC上にないオフラインのデータを集めるにはIoTが活躍します。
IoT(モノのインターネット)は、テレビやエアコンといった家電品に備わるようになり、徐々に社会に浸透しています。
一方でビジネスにおいては必要性を認識していながらも導入に至らないというケースが散見されます。
この原因として、
・企業にIoTを導入するメリットがわからない
・導入コストに対する費用対効果が見えにくい
・自社の分社では必要ないと思っている
などの理由が挙げられます。
しかし、5Gの到来やOMO(Online Merges with Offline:オフラインがオンラインに融合する)という概念の登場により、世の中は急速にデジタル化しています。
今までは、デジタルと縁遠かった分野でも当たり前にIoTやITテクノロジーが活用されるようになるでしょう。
データ収集のシステムを完備すれば、それだけ緻密なデータがとられるようになり、導入コストに見合う費用対効果を得られる可能性もそれだけ高まることになります。

こんなことできないか、こんなことで困っている、そんな問題点はございませんか。
ぜひ弊社にご協力させてください。お客様にあったシステムをご提案させていただきます。


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地球温暖化の計測方法とは

今年も暑い夏でしたね。
2020年8月16日のカルフォルニア州デスバレーの気温は54.4℃だったそうです。私の体感ですが子供のころの夏より現在のほうがとても暑く感じます。「地球温暖化」に関するニュースなどをよく視聴しているせいもあるのでしょうか?

2019年の世界平均温度(陸域における地表付近の気温と海面水温の平均)の基準値(1981~2010年の30年平均値)からの偏差は+0.43℃で、1891年の統計開始以降、2番目に高い値となりました。
世界の年平均気温は、様々な変動を繰り返しながら上昇しており、長期的には100年あたり0.74℃の割合で上昇しています。特に1992年代半ば以降、高温となる年が多くなっています。
参照:気象庁ホームページ

気候研究者の見解

地球が誕生してから46億年を集計すると、気候変動にはサイクルがあるそうです。
そのワンサイクルはおおよそ10万年ごとで暖かい期間(間氷期)、寒い時期(氷期)を繰り返すそうです。
気候変動は、地軸の傾きや日射変動と関係していることがわかっています。その度に海水の高さがなんと100メートル以上も変動するようです。

このサイクルを繰り返してきた地球ですが20世紀後半からの気温上昇は異常なケースのようです。
気候研究者の報告によると気候変化を起こす様々な要因を比較した結果「温室効果ガス濃度の増加」以外で20世紀後半の温暖化を説明することができないそうです。
温室効果ガスの排出量のうち、約3/4は「二酸化炭素(化石燃料由来、森林減少)」が占めるそうです。
国内の二酸化炭素濃度を測定する方法は、岩手県大船渡市、与那国島、南鳥島の3観測点で、地上から約20メートルの高さで収集された空気内の二酸化炭素濃度を計測しているそうです。世界の気象機関等が世界各地300地点の定点観測と航空機や船舶による計測をしており、さらなる観測精度を向上させるため人工衛星による計測も試されているようです。
このように、私たちの地球を守るために世界全体で地球の変化を計測し【見える化】が進められています。地球計測の制度を向上させてさらなる地球変化を【見える化】し大切な地球を世界全体で守っていかなければなりませんね。

まとめ

77億人が暮らす唯一無二で美しい地球。美しいまま未来へ引き継げることを願うばかりです。
あらゆるモノの計測制度が向上し、人類が正しく地球と共存しなければなりません。【見える化】は様々なモノの変化を診断するのに必要不可欠な手段ですね。

私たちMTLもさまざまなモノを計測し【見える化】するのが得意な会社です。
お客様の抱える問題点をお客様にとっての理想へつなぐことが私たちMTLの役割と考えております。
お客様の抱えるお困りごとをぜひお聞かせください。


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自宅をスマートホームにしてみた結果

始まりは昨年、仕事場にある足元のホットカーペットを消し忘れ、何かないかと思いスマートプラグを購入したことでした。

2個セットを購入したので、自宅の消し忘れ防止にもいいなと思い軽い気持ちで、いろいろ計測していたんですが・・・気が付くと家中制御・計測していました。
普段、業務でいろいろ計測・制御することが多いからなのか、単なる趣味なのか。
そして、数か月が過ぎたところポストに住んでいる家が『オートロック』になりますと案内がありました。かっこいいなと思っていたのですが、今までお願いしていた『置き配』ができなくなっていろいろと不便になってきました。
で、いつものようにアマゾンからのメールを見ているとスイッチボットという商品があるのを知りました。
※スイッチボットは、遠隔で物理的なスイッチが押せる製品です。
早速、注文!!!!!

到着して説明書を見ていると残念ながら単体ではBluetoothでしか動かないらしく、ハブを購入しました。
ちなみに、ハブを購入すると赤外線リモコンの機器を外から制御できるみたいでオートロックの解除以外にもエアコンの制御や別売りですが温湿度センサーの情報も取得でき、取得したデータに連動して空調制御もできるとのこと。
まさに、スマートハウス!
画面1 画面2
温湿度もこんな感じで取得します。
こうなると、どんな制御をしたら一番電気代が安くなって、心地よくなるのかいろいろ試したくなりました。やはり職業柄だと思いたい・・・。

以前からよく話題になる、「エアコンはつけっぱなしのほうが効率がいい」という実験も行いました。そのほかにもいろいろ試してみました。
結果の詳細は省きますが、個人的には
1.温度を高く設定すると電気はかからないけど暑い
2.休みの日など長時間滞在するときはつけっぱなしが安い
3.8時間、外出するなら消したほうが安い
と感じました。
あと、電気代とは関係ないですが終日不在の時、夏場の部屋の温度はコンクリートの建物の場合、21時ぐらいが一番気温が高くなるということは何となく理由はわかっていましたが、実際の数値を見ると、なるほどなと、思うようなことがあり楽しい実験でした。
今年は、もう冷房を使わない時期ですが、冬は数字のデータをもう少しお見せできるように実験して報告できたらと思います。

ちなみに、IoTにかかった値段は
SwitchBot ボット スイッチ ボタンに適用 指ロボット 3,900円
SwitchBot スイッチボット スマートホーム 学習リモコン 3,980円
SwitchBot スイッチボット デジタル 温湿度計 スマート家電-高精度 スイス製センサースマホで温度湿度管理 1,980円

合計9,860円
でした。

弊社では、設備の計測を行うIoTを開発・販売しております。興味やご相談事がありましたら、お気軽にお問い合わせください。


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IoTシステムのセンサ検討について

IoTシステムを導入するとき、「どのセンサを使用してどのような値を取得するか?」を最初に検討する場合が多いと思います。
PLCからのデータ取得や既設センサ出力を流用する場合を除き、センサを新たに購入する必要があります。
センサの選定は、システム全体の良否に一番重要なポイントになると同時に予算構成のなかでも、大きなウェイトになることが多いです。

今回は、IoTシステムで集塵機フィルターの状態を見える化する場合にどのようなセンサを使用できるかを考えてみたいと思います。
一般的な方法は差圧センサを使用する方法ですが、代替できるセンサは数種類あります。
用途が合致すれば使用できますのでご紹介させていただきます。

@差圧センサ

集塵機の差圧計(アナログ)を差圧センサ(デジタル)に入れ替えます。
センサは差圧値を4-20mA出力します。
差圧計を見るのと同じように、リモートから差圧値をリアルタイムで確認できます。
値の推移を検証することで、フィルター詰まりの予測などができるようになります。

@光電センサ

集塵機のマノメーターに取付けて、液面を検出します。
差圧上限付近に取付ける事で検知状態を取得します。
検知・非検知のデジタル出力となりますので、フィルター詰まりの推移は確認できません。 
しかし、一般的な差圧センサと比較するとセンサ価格が1/3程と安価です。

@電流センサ

集塵機の電源用ブレーカーの二次側に取付けます。
フィルターの詰まり具合とモーターの運転電流が連動していることに注目します。
フィルターが詰まるにつれ電流値は低下しますので、この推移からフィルター詰まりが予測できます。また、その他のメリットとしてある程度のサンプリングデータを収集後はモーター自体の劣化を推測することも可能となります。
差圧センサと比較してセンサ価格が1/6程で、取付けもクランプするだけですので、一番お勧めです。
使用センサ購入費用設置コスト取得データ
差圧センサ11差圧値
光電センサ1/31/2検知状態(1or0)
電流センサ1/61/2電流値
このように、フィルター詰まりを見える化するセンサだけでも数種類あります。
設備ごとに重要度や取得したい情報を選別することで、センサ購入費と設置工事費を削減することができます。

ご相談やご質問がありましたら、お気軽にお問い合わせください。


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AIの最適化機能で配送計画の所要時間が激減した

国土交通省は、2018年度の宅配便取扱い個数が43億701万個だったと発表しました。前年度と比較すると5568万個・約1.3%の増加でした。
インターネット通販の需要拡大を背景に、4年連続で過去最高を更新しています。あらゆる品物が国内であれば1~2日間で指定住所に届くのがあたりまえですがそれを支える企業は、どのような工夫を行っているのでしょうか?

配送業界の抱える課題

多数の配送先の配車を無駄なく計画するのはとても困難な作業です。増え続ける配送量に対しドライバー不足問題や再配達問題、コロナ対策などに対応しなければいけません。
荷物が多いからと言いて大量に荷台に積むと容積や重量がオーバーしてしまい、道路交通法に違反してしまいます。また、長距離配送であれば渋滞を回避する必要性もあります。配送先の時間指定などに対応する事や配達員の休憩や勤務時間の管理も必須です。
その他、配送先の配送車停車位置で近隣の方にご迷惑をかけてもいけません。また、ECサイトの急激な需要拡大により海外まで製品を届けることも増加しています。国際競争に打ち勝ち、企業のブランドイメージを高める為にも、製品の遅延が生じない事が望まれます。

AIの最適化機能で配送手配の所要時間が激減した

この様な業界ならではの課題が山積していても、AIの最適化機能(コストモデルに基ずくアルゴリズム)を導入する事により『車両台数最小化』や『走行距離最小化』、『積載率最大化』、『最適配送車停車位置』を行うことができます。さらに、配車計画を担う部署の作業効率が向上し残業を激減することができます。また、最適なルートや時間をリアルタイムで構築する事により配達員の業務軽減や燃料費削減にも結び付きます。そして、Co2削減にも貢献でき地球にも優しいですね。

まとめ

私達の暮らしに欠かせない宅配業界ですが、ここでもAIの能力が必要とされているのですね。これからの更なる進化も楽しみです。
弊社では、安全運転をしているかどこを走行しているかが遠隔で分かる製品を販売しています。 ご相談やご質問がありましたら、お気軽にお問い合わせください。


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特別対談企画『IoTの一歩先ゆく世界を、お客様とチームでつくる。』公開中!!

私たち株式会社MTLとお客様とのタッグによって生み出された新しいIoTシステム。
これまで限定的だった遠隔監視・制御機能を拡張し、業務効率化と質の向上はもちろん、相互制御による遠隔操作できる…そんな未来も見えてきました。
このIoTシステムを共に生み出した株式会社太平産業様と東洋工業株式会社様を弊社MTLにお招きし、出会いから開発、そしてこれから期待する未来について語り合いました。

ぜひ、ご覧ください。

特別対談企画

製品に関するお問い合わせもお待ちしております。お気軽にお問い合わせください。 ご相談・お問い合わせはこちらから

チャットボットは、AIなの?

最近、企業のサイトや自治体のサイトなどでチャットボットを導入しているのをよく見ると思います。
お問い合わせする内容ではないし、でも気になるという質問をチャットボットで聞けるのがいいですよね。
でも、チャットボットはAIなのかそれとも、人が入力しているのか、分からないときありませんか。
今回は、チャットボットとは何かをご紹介します。

チャットボットとは

チャットボットは、チャット(会話)とボット(ロボット)を組み合わせた言葉です。AIを活用した「自動会話プログラム」を意味しています。
文字だけではなく、音声で会話するものを指すときもあります。

チャットボットの仕組みは

チャットボットは、あらかじめプログラムされた内容に従って会話をしています。
以前のチャットボットは、設定された回答しかできませんでした。さらに、不自然な回答を返される時もありましたが、最近のチャットボットは、人間に近い会話を行うことができるようになっています。
それは、AI(人工知能)のおかげなんです。
チャットボットにAI(人工知能)を組み込むことで、あいまいな言葉を解釈できるようになったり、意図を読みとって回答をしてくれるようになりました。

チャットボットは、「アプリケーション」と「ボット」といわれるシステムをAPIで連携させることで動いています。ユーザーの問をボットが解釈をして、返答を生成します。それをAPIを経由してアプリケーションに表示することで、会話をしているように見えます。

チャットボットの導入事例

JR西日本

JR西日本では、HP上に「お忘れ物チャットサービス」を導入しています。
今までは、駅に忘れ物をしたら落し物センターに電話や直接問い合わせに行かなければいけませんでした。しかし、「お忘れ物チャットサービス」は24時間パソコンやスマホから問い合わせをすることができるようになりました。
チャットに落とした時間や場所、落としたものの品名を入力していくとオペレーターに切替わり落し物を検索してくれます。
電話だと緊張して何を伝えればいいかとっさに出てこないときがありますが、チャットだとゆっくり入力できるので忘れ物には向いていますね。

青梅市

青梅市のHPには、ゴミの分別を教えてくれるチャットボットがあります。
このゴミは何ゴミで出せばいいか分からないときありませんか。そんなときに、パソコンやスマホからすぐに質問をして答えが返ってくるといいですよね。

鎌倉 NABITIME Travel

株式会社ナビタイムジャパンが公開している「鎌倉 NABITIME Travel」は、英語対応をしている観光情報ガイドアプリです。
「人気の土産を買いたい」や「おすすめスポットは」などチャットに入力するとお店や観光スポットを案内してくれます。

ヤマト運輸

宅配便を利用している人は、良く利用しているのではないでしょうか。LINEのチャット画面から配送状況や再配送、日時変更を行うことができます。
ヤマト運輸に電話や直接お店に行ってのお問い合わせをしなくても済むので、便利ですよね。
荷物の状況をすぐに知りたいときにチャットで質問するだけなので、とても助かります。

まとめ

今回は、チャットボットについてご紹介しました。
直接お問い合わせをせずにチャットボットに聞くだけで問題が解決するのは、とても助かりますね。
私は、上記で紹介したヤマト運輸や今回はご紹介していない郵便局のチャットボットを良く使用しています。日時変更や再配達の依頼をLINEから行えるので、大変助かります。今後、いろんな場所でチャットボットが活躍すれば私たちの生活も便利になっていくでしょう。
MTLでは、新規開発の依頼をお待ちしております。「こんな製品できないかな」「こんな技術があるけどコラボレーションできないかな」など、何でもお聞かせください。


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IoTの未来

いろいろな「モノ」がインターネットと繋がることで何らかの付加価値が生まれる仕組みがIoTです。
例えば、テレビやエアコンに情報通信システムを組み込むことで、不在時に遠隔での確認や操作が可能になります。
現在、様々な分野で活躍しているIoTですが今後はどのような活躍を見せるか気になるところですよね。
では、IoTが活躍する未来について予想してみましょう。

これから日本は、少子高齢化社会になり医療や福祉の分野でIoTはますます活躍していくことは間違いありません。特に人手不足で困っている高齢者や介護の見守りに対するIoT製品の活用は増えると考えられます。さらに、カルテのIoT化や病気になる前に時計や服などで診断ができるようになるかもしれません。
また、少子化対策として子育てしやすい環境を作るために子どもの居場所確認や勉強をアシストするようなIoT活用事例も一般的になるかもしれません。最近では、コロナの影響もありオンラインでの授業や塾は当たり前になりつつあります。

家電の進化はIoT活用を一番身近に感じるかもしれません。
スマートスピーカーのように、声で家電を指示できることが増えたり、スマートフォンで家電につながり遠隔で動く家電もどんどん増えていくでしょう。(私の5歳の子どもはYouTubeで検索するときに声で検索をしたりします。(笑))

IoTを街全体で使うスマートシティ化は、徐々に進んでいくと予想されます。
あらゆるところでWi-Fiが飛んだり、自動運転車が街中を走ったり、ロボットによる接客やドローンによる宅配などが当たり前になるでしょう。漫画や映画みたいなことが現実に起こると思うとわくわくしますね。

技術の進化が進んでいく中で、人がやるよりも機械がやったほうが効率的なのかもと思うようなことがIoT化され、働き方や遊び方が変化していくと思います。
最後に、内閣府のから出ているIoT化の未来をご紹介します。

  • ・2050年までに、人が違和感を持たない、人と同等異常な身体能力をもち、人生に寄り添って一緒に成長するAIロボットを開発する。
  • ・2030年までに、一定のルールの下で一緒に行動して90%以上の人が違和感を持たないAIロボットを開発する。
  • ・2050年までに、自然科学の領域において、自ら思考・行動し、自動的に科学的原理・解法の発見を目指すAIロボットを開発する。
  • ・2030年までに、特定の問題に対して自動的に科学的原理・解法の発見を目指すAIロボットを開発する。
  • ・2050年までに、人が活動することが難しい環境で、自律的に判断し、自ら活動し成長するAIロボットを開発する。
  • ・2030年までに、特定の状況において人の監督の下で自律的に動作するAIロボットを開発する。
2050年にはすごいことになっていることが期待できますね。私、ギリ生きているかな?

弊社では、新規開発を承っています。「こんなアイディアがある」「こんな製品出来ないかな」「コラボレーションできないかな」などありましたらお気軽にお問い合わせください。ご相談もお待ちしております。


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