無線モジュールって何?IoT機器に必要なの?

多くのIoT機器には無線通信機能が備わっています。
でも、IoT機器の開発と無線を可能にするソフトウェアを新規設計するには専門的な知識と開発期間が必要になります。
そこで、いろんなメーカーから発売されている無線モジュールを活用します。

今回は、無線モジュールについてご紹介します。

無線モジュールとは

無線モジュールとは、無線通信に使用する無線チップや周辺回路を小型の基盤に搭載し、通信機能を制御するコントローラーとソフトウェアまでがセットになった電子部品のことです。
この無線モジュールを使用すれば、無線回路の調整や新規設計をしなくても無線機能を付けることができます。

IoT機器に取り込む無線モジュール

スマートフォンやタブレットなどの情報端末、PC周辺機器にも使用されている無線モジュールは、IoT機器に取り込むという用途で需要が著しく需要が伸びています。
それに伴い、IoT機器に取り込むことを想定して開発される無線モジュールが増えています。

無線モジュールを取り込むメリット

組み込むのを想定して作られていますが、取り込むメリットは何でしょうか。

1つは、無線回路の設計やソフトウェアの設計をしなくてもいいことです。基板や周辺回路との相性など専門的な知識が必要なので、そのプロセスを省くことができることはメリットといえます。

また、無線通信機器の開発をするのに取得しなければいけない認定作業が不要になるのもメリットです。
日本で電波を使用する機器を開発するときには、一般社団法人電波産業会が定める「標準規格」を遵守する必要があります。さらに、電波法により「技術基準適合証明」も取得しなければいけません。
そのため、無線モジュールを使用することで申請手続きなどの手間を省くことができます。

まとめ

様々な手間を省くことができる無線モジュールを使用しない手はありませんよね。無線モジュールにもいろんな種類があるので一度調べてみてはいかがでしょうか。

弊社は、名古屋でIoTの開発・販売を行っています。
「こんなところにIoTを導入できないかな?」「この悩みIoTで解決できないかな?」などありましたら、お気軽にお問い合わせください。

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お墓も進化し顔認証機能に対応!?

社会環境の変化に伴い、お墓も進化し顔認証機能にも対応しているお話です。

1948年に定められた法律により、お墓は都道府県知事の許可を得た「墓地」にしか建てる事が出来ません。この法律が定められるまでのお墓は「自宅付近」に建てる事が多かったようです。

総務省の公表によりますと我が国における総人口の推移は、2004年をピークに今後100年間で人口は急激に減少し高齢化社会になる事が予測されています。
人口は都市に集中し2050年までに現在、人が居住している地域の約2割が無居住化するとの報告もあります。このような変化に伴いお墓の事情も変化している様です。

都市部では墓地の不足により従来のような自宅付近にお墓を建てたくても場所の確保が出来ません。また参拝者の高齢化も進み、故郷のお墓に足を運ぶ事が困難になってしまうなどのお墓の困りごとが増えています。
また地方では、お墓の承継者がいなくなるケースが増加してます。
その為、霊園や寺院ではご遺骨を管理・供養してくれる永代供養を担っています。
永代供養とは、様々な理由でお墓参りが出来ない遺族に代わって霊園や寺院がご遺骨を管理・供養してくれる事です。よって子孫がお墓を継承する必要がありません。
高齢を迎えた方が子孫にお墓守りを押し付けない為に墓仕舞いし永代供養を選択される方も増えている様です。

このような背景で変化してきたお墓事情に現代の物流技術が活用されています。
納骨堂に自動倉庫のシステムを活用し運営されているのです。
自動倉庫とはコンピューターや機械を組合せ倉庫の管理を自動化し効率を高める技術です。
倉庫内の空間を最大限に利用して物品を入庫・保管・出庫します。人の手が届かない高い場所も無駄なく活用出来る大きな装置です。
本来は物流現場で進化してきた装置ですが上手く納骨堂で動いている様です。
搬送式納骨堂の仕組みは収納棚に収められた多数のご遺骨を参拝者がご訪問の際に自動で参拝ブースへと管理システムを作動させて運ぶ仕組みです。

都市部の駅近くなどに建設されている納骨堂で参拝する手順も工夫されてます。
だれでも簡単に利用出来るようICカードやタッチパネル操作はもちろん顔認証にも対応しています。また施設の入り口はホテルや高級マンションのような仕様になっており新しい生活様式で参拝が出来ます。
参拝ブースは明るく落ち着いたプライベート空間が保たれており車椅子の方でも利用出来る快適な場所となっています。きっと参拝者の方は物流倉庫の装置の中にいるとは想像がつかないほどだと思います。
また管理者の負担軽減する為、契約者情報や設備の稼働状況も簡素化されており設備管理費が安価になるなど利点が多数あります。

今回の例の様に新しい社会の変化に貢献する事がMTLの使命です。
私達MTLは、お客様が抱える問題に寄り添い考える事が出来る会社です。
お客様の抱える問題点を、お客様にとっての理想へ繋ぐ事が私達MTLの役割と考えております。
お客様の抱える問題点を是非お聞かせ下さい。
お客様からの『ありがとう』のお言葉を頂ける為にこれからも頑張ります!

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ICT地域活性化大賞知っていますか?

総務省は、ICTを活用して地域が抱える様々な課題を解決して、地域の活性化を図る事例のうち、全国的・分野横断的・地域間の広域連帯が期待される特に優れた取り組みについて「ICT地域活性化大賞」として表彰をしています。

今回は、大賞の一例をご紹介します。

ICT地域活性化大賞とは?

国が抱える様々な課題(人口減少、少子高齢化、医師不足、災害対応、地域経済の衰退など)を解決するため、地域において様々な取り組みを行っております。これらの地域課題を解決するためICTの利活用を普及促進することを目的としています。
このICT活用を平成26年度より、先進的な地域情報化事例を「地方創生に資する『地域情報化大賞』」として表彰をしています。
※平成28年からは名称を「ICT地域活性化大賞」としています。

大賞に選ばれたICT活用

自治体主導の「スマート畜産」

鹿児島県肝付町で町主導の肉用牛生産者をグループ化することにより、適切な経営支援を実現しました。
肉用牛の発情兆候をIoTセンサで確実に発見しクラウド経由でスマホに通知することで、発情を確実に検知します。発情の見逃しがほぼゼロになり、発情観察の労力も大幅に減少します。
また、町主導で若手生産者をグループ化しているので町、県、農協などの関係機関でデータを共有で切るので経験の浅い若手生産者を適切にサポートすることができます。全国的に見ても自治体が主導になったスマート畜産導入は初めてです。

スマートフォンを利用した学生証革命

新潟県と福島県郡山市でカード型の学生証がスマートフォンアプリになりました。
学生証や学生手帳などを常に持ち歩いている自分自身のスマートフォンに格納でき、さらに連絡や通知、出席確認など確実に手元に届くようになりました。
また、学校側では発行、紛失、回収などをPCから行うことができるため、手間が大幅に解消されました。学生証などに使用しているプラスチックや紙を使用することがなくなるため、経済的かつ温暖化ガスの排出抑制にもなりました。

まとめ

今回は、ICT地域活性化大賞のなかの2つを紹介しました。まだまだ、受賞をしている事例があるので総務省のHPで見てみてはいかがでしょうか。

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熱中症に気を付ける時期、役に立つIoT

皆さんこんにちは。最近蒸し暑い日が続いており、いよいよ熱中症が多く発生する時期ですね。

熱中症は、高温多湿な環境下において、体内の水分および塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れたり、体内の調節機能が破綻することにより発生します。
最近はコロナウイルスの感染拡大のせいでマスクの着用機会が増加したせいで、体に熱がこもりやすくなったり、 喉の渇きに対して鈍感になったりし、脱水症状や熱中症の可能性が高くなっています。
熱中症は最悪の場合市に至る恐れもある病態です。特に建設現場や工場などの作業環境が過酷になる可能性が高い場面では従業員の安全確保が重要となるため網羅的かつ効率よく熱中対策をしていきたいですよね。

そこで今回は熱中症対策とこれまで複数回にわたってご紹介してきたIoTを掛け合わせた熱中症対策IoTソリューションとして提供されている4種のサービスについてご紹介していきたいと思います!

1.ウェアラブル端末での身体データ計測

リストバンドをはじめとした専用のウェアラブル端末で心拍数や体温を計測し、気温・湿度データとともに連携したタブレット端末などを通してクラウド分析。
遠隔から現場作業員の最新状況をチェックできるため、適度に休憩を促すことなど熱中症対策に役立つ。またこれらのウェアラブル端末は、脈拍数の変化と位置情報の紐付けによって危険箇所の特定や予測を行うことや、加速度の測定によって転倒検知をするといった活用例もある。

2.暑さ指数の予測値掲示板

現在と1時間後の暑さ指数を表示し、警戒値を超えた場合は警告をする。

3.センサによる気温や湿度計測

作業場のセンサからタブレット端末を通じて熱中症危険指数の把握を行うことができる。

4.遠隔エアコン操作

室内の温度や湿度を連携したスマホアプリでチェックでき、スマホでエアコンの遠隔操作ができる。
以上が熱中症対策に役立つIoT活用事例でした。

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IoTセキュリティガイドライン知っていますか?

こんにちは!いきなりですが皆さん“IoTセキュリティガイドライン”って知っていますか?

“IoT”については最近よく耳にしますし、実際に導入しているまたは導入を検討されているという方も多いと思いますが、IoTセキュリティガイドラインについてはまだまだご存知ない方が大半を占めるのではないでしょうか。
実はこのIoTセキュリティガイドライン、私たちが今後IoT技術を活用していくにあたってとても重要な役割を果たすものなのです。そこで今回は簡単にIoTセキュリティガイドラインとは何なのかをご説明していきたいと思います!

IoTセキュリティガイドラインとは、総務省と経済産業省がIoT機器やシステム、サービスの供給者と利用者の両者を対象に、IoT機器やシステム、サービスに対してサイバー攻撃などによる新たなリスクに応じた、適切なサイバーセキュリティ対策における考え方を分野問わずにまとめたものです。
実はIoT機器へのサイバー攻撃はこれまでの脅威以上に危険視する声が上がっているのが事実です。
その理由は近年IoT機器への直接的な攻撃だけではなく、米国での大規模なサイバー攻撃事件など(2016年10月にはDNSサービス企業のデジタルビデオレコーダーなどが乗っ取られてDDoS攻撃が発生したことによりAmazonやTwitterをはじめとした大手サイトが一時利用できない状態になった)IoT機器を踏み台とした攻撃事例も発生しているからです。
IoT機器のセキュリティに関しては、その範囲の広さから、従来とは異なる対策が必要です。
また、それらのセキュリティ対策はユーザー企業、機器のメーカー、ITサービス会社、そしてエンドユーザーの相互協力により効果が高められます。
IoTセキュリティガイドラインは現状認識の手助けと、ユーザー側のみならず、システムの提供しているIT企業なども含め、それぞれの役割と協力についてのガイドラインを示していますので、IoT機器の導入や提供を検討中または活用中の方はぜひ一度目を通してみてくださいね。

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IoT化を進めるためには

こんにちは!いきなりですが皆さんの日常生活においてI o Tの活用は上手くできていますか?

近年あらゆる場面においてよく耳にする“IoT”ですが、「なんだか難しそう」といったイメージや「コストがかかりそう」などといったイメージからまだまだ多くの働く現場においてIoT導入が進められていないのが現実です。
しかし、IoTの活用というのはこれからの時代のビジネスの現場において必要不可欠なものだと言われています。

そこで今回はどうすればIoT化を進めることができるのかについてお話ししたいと思います!

そもそもIoTという単語自体耳にしたことはあるけれど、実際のところよくわからない方もいるのではないでしょうか?
そういった方々のために簡単に説明すると、IoTとはものにセンサを付け、インターネットとそれらを繋げることで様々な情報を生活に活用できるようにすることです。
またIoT導入には、
1:見える化
2:制御
3:自動化
という3つのフェーズがあると考えられており、IoT活用によって私たちのあらゆる生活場面を最適化することで、今まで解決できなかった課題の解決や各産業の発展が可能になると期待されています。

さて、ここからが今回の本題です。
私たちがIoT化を進めるためにどうしたらいいのかというと、先ほどご説明したIoT導入の3つのフェーズを順に行っていけばいいのです。
1つ目のフェーズである見える化についてはまず、今の働く現場においてどの傾向や何の状態を視覚化したら便利になるかをヒントに考えます。
2つ目の制御については、1つ目の見える化で獲得したデータを使ってより機械の動作を最適化します。
そして3つ目はAIなどの最新技術の活用によって制御を自動化し、システム自身が効率化を行うようにします。
まだIoT導入の初歩的な段階にいる方々は1つ目のフェーズの見える化によってビッグデータを収集することから始めましょう!

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IoT化を進めるには

岡崎市図書館交流プラザ“Libra(りぶら)様の例

図書館とIotのお話です。愛知県岡崎市に2008年にオープンした岡崎市図書館交流プラザ“Libra(りぶら)は100万冊の収蔵能力がある大きな図書館です。
市民の方の知的活動拠点として本を無駄なく管理する為の方法が新設前の課題だったそうです。
ちなみに図書館の定義ですが不定多数の方が利用出来る事を目的として設立、運営される図書館は近代国家にとって不可欠な社会施設としてみなされており日本にある大半の図書館は地方公共団体が運営する公立図書館です。

予測された年間77万人来場者

建設が予定された図書館の立地は、岡崎市の音楽ホールや総合支援センターが揃う「岡崎市交流プラザ」の敷地内でした。
岡崎市の各公共施設を隣接させる事で、ふだん図書館にあまり立ち寄らない方にも足を運びやすくなるのではないかと予測されていました。
この図書館の利用者は従来の年間40万人から77万人に倍増すると見込みまれ、「処理の迅速化」が大きな課題となりました。
また近年では図書館で取り扱うものが増加しており書籍や雑誌、新聞などの紙媒体だけでなくCD、DVDなどのデジタル媒体も保管されています。

多様になった媒体をスムーズに提供出来る質の高いサービスが求められていました。

図書館の改善点

図書館で働く方の作業時間の多くは返却された本の仕分けでした。この作業をシステム化出来れば次の利用者へスピーディーに貸出が可能になります。これまでは1冊ずつバーコードで読み取る方法が採用されていました。この作業を省く為、全ての本に「RFID図書返却仕分けシステム」が提案されました。
数秒で処理するスピードと正確性、省力化に導入を決断された担当者は手応えを感じたそうです。
最終的に導入を決断されたきっかけは「音」だったそうです。図書館は必然的に静かな空間が求められます。
このシステムを図書館に収めても支障がない様に低騒音に配慮がされたそうです。

図書館にコンベア?

「RFID図書返却仕分けシステム」を開発した企業は空港手荷物搬送システムを手がけている企業でした。

そのノウハウを生かした「図書搬送コンベヤ」とは、図書館の閉館後に本を返す返却ポストから仕分け作業を行うスペースまでの80mの距離をこのコンベアで繋げたのです。
返却ポストに戻される本は、平均1日で約800冊ありこれを運ぶ職員さんは大変な労力が必要でした。

図書館もIot処理管理

岡崎市図書館交流プラザ“Libra(りぶら)の入館者は平日で4000人、土日は8000人との事。
オープンから4カ月で利用者は50万人を上回り、年間100万人が見込まれているそうです。
(2008年の情報です)
貸出件数も当初の予想の1日平均3000冊を超える1日7000冊もの本が稼働しているそうです。
予想以上の稼働率になったものの「RFID図書返却仕分けシステム」のおかげで作業時間が 短くなったそうです。時間で比較すると、以前は2人で10時間以上かかった仕分け作業が 現在では2人で2時間半程度となり1/4に省力化されたそうです。
そのおかげで仕分けに使用していた時間を来場者への気配りなどコミュニケーションに使用する事が出来て円滑な運営が保てるようです。

まとめ

Iotは陰でいろんな人を支えて問題解決に貢献していますね。
Iotを進めるには、今回の例の様に直接、お困りごとを開発者に相談する事が大切です。
私達MTLも、お客様が抱える問題に寄り添い考える事が出来る会社です。
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IoTみたいだけどIoTではない身近なもの

IoTとは、モノがインターネットと繋がることを指します。
モノが取得した情報をインターネットで送信して集め、現在の状態を可視化して分析し、次の動作へと繋げていきます。
どんなに高性能でも、情報の送受信ができなければ、IoTを活用しているとは言えません。
では、身近なものを例に挙げて、IoTを活用しているか見ていきましょう。

高性能だけどIoTではないものとは?

みなさんがイメージしやすいのは、普段から使うことが多い電化製品でしょう。
最近の電化製品は、高性能で便利なものが多いです。
しかし、『高性能=IoT』ではありません。
そこで、電化製品の種類ごとにIoTを活用する前と後について解説していきます。

テレビ

テレビのサイズは大きくなり、映像もとてもきれいになっています。
以前と比べると消費電力も減り、録画機能も付いていたりします。
ただし、テレビを買った後でチャンネル数や機能が増えることはありません。

インターネットに接続すると

YouTubeなどの動画配信サービスを見ることが可能になり、チャンネル数の制限が無くなります。
また、アプリをダウンロードしてゲームやライブ映像を楽しむことも可能になります。

冷蔵庫・冷凍庫

冷蔵庫は容量や扉の開き方、冷凍庫の位置などさまざまな種類があります。
省エネ性能も上がり、除菌や急速冷凍、湿度のコントロールなど機能も豊富です。

インターネットに接続すると

スマートフォンから冷蔵庫の温度管理ができるようになります。
また、扉に内蔵しているモニターに、内部の温度や消費電力などが表示されます。
さらに、庫内にカメラを設置して、離れた場所から中身を確認することが可能です。

洗濯乾燥機

乾燥機能が付いた洗濯機が普及してきた結果、家事の時間を短縮できるようになりました。
他にも、洗剤を自動で投入したり、フィルターを自動で掃除したりする機能を搭載した機種もあります。

インターネットに接続すると

洗濯が終わった時や衣類の取り忘れ、お手入れのタイミングなどをスマートフォンに知らせてくれます。
また、スマートフォンから操作をしたり、設定を変更することも可能です。

IoTが普及していくと生活は便利になる

現在でも高性能な電化製品はたくさんあります。
しかし、あなたの周りでIoTを活用できているものは、意外と少ないと思いませんか?
今後はさまざまなモノがインターネットに接続されて、便利な機能が増えていくでしょう。
生活をしていて「不便だなぁ…」と思っていることがあれば、IoTに解決してもらいましょう。

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IoTプラットフォームって何?

IoTプラットフォームって聞いたことありますか?
聞いたことがある人もあると思いますが、何をするもので何ができるか知っていますか。今回は、IoTプラットフォームとは何かをご紹介します。

IoTプラットフォームとは

IoTプラットフォームとは、IoTデバイス、アプリケーション、ネットワークなどをクラウドを通して効率的に繋ぐための土台(プラットフォーム)です。

IoTは、接続された機器全ての情報がやり取りされており、情報量は膨大になります。さらに、規模が大きくなれば取り扱われるデータ量も増え多種多様になっていきます。
こういうビックデータを運用するためには、土台が必要になります。この土台が先ほど説明したIoTプラットフォームです。

IoTプラットフォームの機能

IoTプラットフォームは、提供しているベンダーやシステムごとに機能は多種多様で、出来ることも異なります。様々な可能性を持っているIoTを運用する土台のため、環境によってできることも大きく変化します。

IoTプラットフォームの機能は3つに分けることができます。

・データを収集する通り道(データトラフィック)
・データを蓄積する倉庫(データレイク)
・データを運用するための工場(ソフトウェア開発環境)

データを紙の原料だとします。センサーは紙の原料を作っている工場に例えます。
紙の原料は、船や貨物列車、トラックなど多様な交通網で運ばれます。荷姿や量、運搬距離によって適した運び方をする必要があります。
データも同様でデータの質によって通信システムに向き不向きがあります。これがデータを収集する通り道です。

運ばれた紙は使う時まで倉庫でストックされます。大規模な倉庫や小規模な倉庫、自動化されている倉庫など様々な倉庫があります。IoTプラットフォームにも、機能的にストックするための様々な種類があります。これがデータを蓄積する役割です。

必要に応じて倉庫から出した紙の原料は、紙を作っている工場に運ばれます。紙にも種類があります。上質紙は、雑誌やチラシ。コート紙は、写真集やカタログ。マット紙は、名刺やカード。など紙の種類によって適している使い道があります。このように使用目的に合わせて製品化する工場が、データを運用するための工場になります。

まとめ

今回は、IoTプラットフォームとは何かと機能についてご紹介しました。次回は、IoTプラットフォームの種類についてご紹介いたします。

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IoTってよく聞くけど結局何をしてくれるの?

『IoTとは、たくさんのモノがインターネットに接続されること』 という説明を聞くことが多いですが、そのままではイメージしづらいですよね。
もう少し具体的に説明すると、モノにセンサーを取り付けることで取得できた情報を、インターネットを使って送受信する仕組みのことです。
すると、「モノから情報を取得すると、何ができるの?」と思いますよね。
今回は、普段の生活にIoTを取り入れるメリットについて解説していきます。

普段の生活にIoTを取り入れると、どんなことができるのか?

IoTを活用するためには、まずモノから情報を取得する必要があります。
この情報を取得するためのセンサーには、たくさんの種類があります。

・温度
・湿度
・圧力
・光
・音

上記は多く使われているセンサーの例で、他にもたくさんの種類があります。
これらのセンサーから送られた情報をもとに、現在の状態を判断して、次の動作が決まります。
では、IoTを取り入れた具体例を見ていきましょう。

身体に装着するIoT機器(ウェアラブルデバイス)を使う

ウェアラブルデバイスは『衣類』や『腕時計』、『メガネ』などがあり、身に着けることで現在の健康状態を知ることができます。

・体の動き
・心拍数や血圧
・体温
・歩数や移動距離
・睡眠時間

これらの情報から、普段の健康管理やトレーニングに役立てることができ、離れた場所に住んでいる家族の様子も確認することが可能です。
さらに、スマートフォンと連携することで機能が増えます。

家の中の電化製品をインターネットに接続する

電化製品をインターネットに接続すると、離れた場所からでも操作することが可能になります。

・エアコン:ON/OFF、温度の調節
・照明:ON/OFF、明るさや色合いの調整
・玄関の鍵:開け閉めや、一時的にデータで合鍵を渡す
・ドアや窓:開閉や衝撃を感知して、アラームを鳴らしたり連絡する
・ペットの世話:カメラで様子を確認したり、エサの準備をする
・植物など:土の水分量に合わせて、自動で水やりをする

など、この先もさらに便利になっていくでしょう。

IoTを使った生活をするために必要なこと

ここまで、IoTを取り入れた生活について解説してきた中で、共通していることがひとつあります。
それは『スマートフォン』を使うことです。
モノから送られた情報を表示させたり、モノを操作するためにスマートフォンを使うことは多いです。
いきなり使いこなすのは難しいかもしれませんが、基本的な操作は簡単です。
少しずつ新しいことに触れて、IoTを使った生活に慣れていきましょう。

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