ICT

ICT地域活性化大賞知っていますか?

総務省は、ICTを活用して地域が抱える様々な課題を解決して、地域の活性化を図る事例のうち、全国的・分野横断的・地域間の広域連帯が期待される特に優れた取り組みについて「ICT地域活性化大賞」として表彰をしています。

今回は、大賞の一例をご紹介します。

ICT地域活性化大賞とは?

国が抱える様々な課題(人口減少、少子高齢化、医師不足、災害対応、地域経済の衰退など)を解決するため、地域において様々な取り組みを行っております。これらの地域課題を解決するためICTの利活用を普及促進することを目的としています。
このICT活用を平成26年度より、先進的な地域情報化事例を「地方創生に資する『地域情報化大賞』」として表彰をしています。
※平成28年からは名称を「ICT地域活性化大賞」としています。

大賞に選ばれたICT活用

自治体主導の「スマート畜産」

鹿児島県肝付町で町主導の肉用牛生産者をグループ化することにより、適切な経営支援を実現しました。
肉用牛の発情兆候をIoTセンサで確実に発見しクラウド経由でスマホに通知することで、発情を確実に検知します。発情の見逃しがほぼゼロになり、発情観察の労力も大幅に減少します。
また、町主導で若手生産者をグループ化しているので町、県、農協などの関係機関でデータを共有で切るので経験の浅い若手生産者を適切にサポートすることができます。全国的に見ても自治体が主導になったスマート畜産導入は初めてです。

スマートフォンを利用した学生証革命

新潟県と福島県郡山市でカード型の学生証がスマートフォンアプリになりました。
学生証や学生手帳などを常に持ち歩いている自分自身のスマートフォンに格納でき、さらに連絡や通知、出席確認など確実に手元に届くようになりました。
また、学校側では発行、紛失、回収などをPCから行うことができるため、手間が大幅に解消されました。学生証などに使用しているプラスチックや紙を使用することがなくなるため、経済的かつ温暖化ガスの排出抑制にもなりました。

まとめ

今回は、ICT地域活性化大賞のなかの2つを紹介しました。まだまだ、受賞をしている事例があるので総務省のHPで見てみてはいかがでしょうか。

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参考HP:総務省「ICT地域活性化大賞」 ご相談・お問い合わせはこちらから