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お墓も進化し顔認証機能に対応!?

社会環境の変化に伴い、お墓も進化し顔認証機能にも対応しているお話です。

1948年に定められた法律により、お墓は都道府県知事の許可を得た「墓地」にしか建てる事が出来ません。この法律が定められるまでのお墓は「自宅付近」に建てる事が多かったようです。

総務省の公表によりますと我が国における総人口の推移は、2004年をピークに今後100年間で人口は急激に減少し高齢化社会になる事が予測されています。
人口は都市に集中し2050年までに現在、人が居住している地域の約2割が無居住化するとの報告もあります。このような変化に伴いお墓の事情も変化している様です。

都市部では墓地の不足により従来のような自宅付近にお墓を建てたくても場所の確保が出来ません。また参拝者の高齢化も進み、故郷のお墓に足を運ぶ事が困難になってしまうなどのお墓の困りごとが増えています。
また地方では、お墓の承継者がいなくなるケースが増加してます。
その為、霊園や寺院ではご遺骨を管理・供養してくれる永代供養を担っています。
永代供養とは、様々な理由でお墓参りが出来ない遺族に代わって霊園や寺院がご遺骨を管理・供養してくれる事です。よって子孫がお墓を継承する必要がありません。
高齢を迎えた方が子孫にお墓守りを押し付けない為に墓仕舞いし永代供養を選択される方も増えている様です。

このような背景で変化してきたお墓事情に現代の物流技術が活用されています。
納骨堂に自動倉庫のシステムを活用し運営されているのです。
自動倉庫とはコンピューターや機械を組合せ倉庫の管理を自動化し効率を高める技術です。
倉庫内の空間を最大限に利用して物品を入庫・保管・出庫します。人の手が届かない高い場所も無駄なく活用出来る大きな装置です。
本来は物流現場で進化してきた装置ですが上手く納骨堂で動いている様です。
搬送式納骨堂の仕組みは収納棚に収められた多数のご遺骨を参拝者がご訪問の際に自動で参拝ブースへと管理システムを作動させて運ぶ仕組みです。

都市部の駅近くなどに建設されている納骨堂で参拝する手順も工夫されてます。
だれでも簡単に利用出来るようICカードやタッチパネル操作はもちろん顔認証にも対応しています。また施設の入り口はホテルや高級マンションのような仕様になっており新しい生活様式で参拝が出来ます。
参拝ブースは明るく落ち着いたプライベート空間が保たれており車椅子の方でも利用出来る快適な場所となっています。きっと参拝者の方は物流倉庫の装置の中にいるとは想像がつかないほどだと思います。
また管理者の負担軽減する為、契約者情報や設備の稼働状況も簡素化されており設備管理費が安価になるなど利点が多数あります。

今回の例の様に新しい社会の変化に貢献する事がMTLの使命です。
私達MTLは、お客様が抱える問題に寄り添い考える事が出来る会社です。
お客様の抱える問題点を、お客様にとっての理想へ繋ぐ事が私達MTLの役割と考えております。
お客様の抱える問題点を是非お聞かせ下さい。
お客様からの『ありがとう』のお言葉を頂ける為にこれからも頑張ります!

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参考HP:総務省「ICT地域活性化大賞」 ご相談・お問い合わせはこちらから