IoT

熱中症に気を付ける時期、役に立つIoT

皆さんこんにちは。最近蒸し暑い日が続いており、いよいよ熱中症が多く発生する時期ですね。

熱中症は、高温多湿な環境下において、体内の水分および塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れたり、体内の調節機能が破綻することにより発生します。
最近はコロナウイルスの感染拡大のせいでマスクの着用機会が増加したせいで、体に熱がこもりやすくなったり、 喉の渇きに対して鈍感になったりし、脱水症状や熱中症の可能性が高くなっています。
熱中症は最悪の場合市に至る恐れもある病態です。特に建設現場や工場などの作業環境が過酷になる可能性が高い場面では従業員の安全確保が重要となるため網羅的かつ効率よく熱中対策をしていきたいですよね。

そこで今回は熱中症対策とこれまで複数回にわたってご紹介してきたIoTを掛け合わせた熱中症対策IoTソリューションとして提供されている4種のサービスについてご紹介していきたいと思います!

1.ウェアラブル端末での身体データ計測

リストバンドをはじめとした専用のウェアラブル端末で心拍数や体温を計測し、気温・湿度データとともに連携したタブレット端末などを通してクラウド分析。
遠隔から現場作業員の最新状況をチェックできるため、適度に休憩を促すことなど熱中症対策に役立つ。またこれらのウェアラブル端末は、脈拍数の変化と位置情報の紐付けによって危険箇所の特定や予測を行うことや、加速度の測定によって転倒検知をするといった活用例もある。

2.暑さ指数の予測値掲示板

現在と1時間後の暑さ指数を表示し、警戒値を超えた場合は警告をする。

3.センサによる気温や湿度計測

作業場のセンサからタブレット端末を通じて熱中症危険指数の把握を行うことができる。

4.遠隔エアコン操作

室内の温度や湿度を連携したスマホアプリでチェックでき、スマホでエアコンの遠隔操作ができる。
以上が熱中症対策に役立つIoT活用事例でした。

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