IoT新規開発

IT、ICT、IoTの違いは何?

IT、ICT、IoT…。似たような名前がたくさんあり、どの言葉がどのような意味があるのか、分からなくなりますよね。そこで今回は、IT、ICT、IoTの違いについて説明していきます。

IT、ICT、IoTの違い

ITは「Information Technology」の略語で、情報技術と訳されます。
ICTは「Information and Communication Technology」の略称で、情報伝達技術や情報通信技術などと訳されます。
IoTは「Internet of Things」の略語で、モノのインターネットと呼ばれています。
ITとICTの説明は似ていましたよね。もう少しITとICTを掘り下げて説明していきましょう。

ITとICTはほぼ一緒!?

ITとICTはほぼ一緒ですが、大きな違いとしてICTには、Communicationというワードがあり、「ヒトとヒト」「ヒトとモノ」それぞれの間で情報や知識を共有しています。
ITは、コンピュータに関する技術、ICTはコンピュータに関する技術の活用方法を指すワードとして使い分けるときもあります。
日本ではITのほうがICTよりも浸透していますが、国際的にはICTを用いるのが一般的です。近年、省庁がITからICTへと呼び名を変える動きをみせています。今後はICTがより身近になるかもしれません。

それぞれの活用方法

IoTの活用方法は別の記事で話しましたが、ITとICTはどのような活用方法があるのでしょうか。

1.ITとICT

IT、ICT化には次のような活用方法があります。

離れた場所でもリアルタイムに会議ができる

導入している企業も多くあると思います。電話では伝えるのが難しい話や顔を見て話をしたいときに便利ですよね。

従業員の勤怠管理

従業員の勤怠管理を紙で行っていると急な欠勤や変更があった場合、いちいち紙に変更を記入するのは大変だと思います。それをIT、ICTで管理できればリアルタイムに内容を変更できます。

ICT教育

授業の内容をノートに書き写したり、教科書を読んだり…。今まで当たり前に行ってきた行動がICTを導入すると、パソコン(タブレット)を使用し、電子教科書、電子黒板で授業を受けることができます。

2.IoT

IoT化には次のような活用方法があります。

スマート家電

別の記事で詳しく説明していますが、家電がネットにつながり家の外にいてもクーラーをつけたり、お風呂を沸かしたりすることができます。

医療分野での活用

ウェアラブル端末を体に装着することで、心拍数や体温などを検知することができるので、自分の健康状態の確認や医師との情報共有が可能になります。

まとめ

IT、ICTはこれまで時間がかかっていた作業が効率化し、タブレット端末でデータのやり取りをすることでペーパーレス化やコスト削減をすることができます。
IoTは、インターネット経由での情報のやり取りが可能になり、自動制御、遠隔操作を行うことができます。
上記で紹介した活用方法以外にも、「こんなところで活用できないかな」「こんなことをIT、ICT、IoTでやってみた」などありましたら、お気軽にお問い合わせください。


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