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その道は安全ですか?道の安全を守るAI

歩いているときや自転車に乗っているとき、車を運転しているときに躓いたり、段差や穴にはまったことはありませんか。
舗装のはがれなど重大な損傷になる前に補修する場所が特定できるAIが開発されました。

道路の損傷を特定

NTT東日本とNTTコムウェア、舗装材料の製造販売を手掛けるニチレキは、7月25日に画像認識AIを使用して道路の損傷を予測する技術を共同開発したと発表しました。

どうやって特定するの?

道路を50センチ四方のエリアに分けた画像からひび割れ具合を分析し、重大な損傷になる場所を判断します。従来は、ひび割れの面積から判断をしていましたがNTTコムウェアの画像認識AI「Deeptector」を使用し、ひびの交点を数えて割れの細かさから舗装の下にある地盤の損傷具合を評価する方法を追加しました。

海外でもAIを活用!

英国政府が地方の道路の状態を改善するために人工知能を使用すると発表しました。
英運輸省は、今回のプロジェクトに200万ポンド(約2億7000万)を支援しており、10万マイル(16万km)におよぶ道路の状態分析を試みるとしています。
サービスを提供するのは、ノースヨークシャー州に拠点を構えるGaistです。幹線道路の調査を専門に行う企業で、今回のプロジェクトでは全国のデータバンクなどから1億4600万以上の道路画像データを収集し、機械学習で状況を分析しています。
今回のプロジェクトでは、画像認識AIを使用し路面に描かれた標識の正確性や状態を確認します。自転車・自動車に関わらず路面に描かれた標識があいまいだと、駐車禁止や車線の区別が分からなくなり、安全面にも支障があるため、プロジェクトを通じて改善していきます。

まとめ

道路がデコボコになっていたり、道路に描かれた標識や車線が分かりずらくなっていると、危ないです。危ない道路をピンポイントで特定でき、舗装されれば安心ですね。
弊社でも新規開発の依頼を承っております。「こんな製品出来ないかな」「こんな技術があるけど、コラボレーションできないかな」など何でもお気軽にお問い合わせください。


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