IoTニュース

IoTで空調機のメンテナンス時間を減らしませんか?

最近、IoTというキーワードの認知も広がって、大企業だけではなく中小企業でも業種を問わず本格的に検討する会社様が増えてきました。利用目的は生産性向上に関わる内容が多く、自社の工場や農場などからの問い合わせが増えております。

実際に導入効果を実感していただくまでに、お客様と一緒に試行錯誤して作り上げることも多く、ある程度の期間が必要になります。

今回、ご紹介させていただくのはフィールドエンジニア、メンテナンス会社様に特化したIoTサービスです。低価格で導入でき、効果もすぐに実感できますのでぜひ最後までお読みください。

ここからは、実際に導入したシステムをご紹介させていただき、みなさんの業界でアレンジできるかを検討していただけるとありがたいです。

実績

空調メンテナンスサービス用Iotシステム

業務内容

お客様の工場や事務所などに訪問して空調機を修理する仕事です。

課題

慢性的な人不足に加えて、熟練したエンジニアが減少傾向でした。
また、経験値がものを言う部分も多く資格などがあっても一人前になるまで数年の現場経験が必要になります。
訪問時に症状がでないことも多く、再訪問することも多々あるようです。

解決案 【計測器の見える化】

フィールドエンジニアは機械のお医者さんです。機械の声を目・耳・手  で感じ取り、様々な計測器で症状を絞り込んでいきます。この作業は診断といってまさにお医者さんと同じです。診断結果をもとに、見積作成・修理と進んでいきますので一番大事な工程となり熟練エンジニアが担当します。
この部分を見える化することで経験に左右されない診断が可能となります。

内容として、IoT機器が計測器情報(吐出温度、吸入温度・吐出圧力・吸入圧力・総合電流・圧縮機電流・吹出温度・吸込温度)を最短1秒間隔でクラウドサーバーに送信します。現地にいるエンジニアと同じ情報をブラウザで確認することで、現地に訪問しなくても診断が可能となります。

メリット

・熟練エンジニアがリモートでデータを確認して、アドバイスすることで経験値に左右されない診断が可能となりました。
・保存した取得データを共有することで、エンジニア全体のスキルアップが可能となりました。
・特定エンジニアの作業が減ることで人員配置・工程管理が柔軟になり、就労環境が改善します。
・重要な設備や診断が確定しづらい設備には、システムを接続したままにしました。どこからでもデータを確認できますので突発対応や訪問回数 を削減できました。警報設定で、メールでのお知らせもできます。

まとめ

シンプルなシステムのため、早い段階で導入効果を実感していただき、次のステップに向けた取り組みも依頼していただけました。
今回のシステム以外にも、導入実績はございますが契約の関係でここではご紹介ができません。もし、ご興味がございましたらお気軽にお問い合わせください。

弊社は、名古屋で工場にIoTを設置、納品したり工場向けに開発しています。
「こんなところにIoTを導入できないかな?」「この悩みIoTで解決できないかな?」などありましたら、お気軽にお問い合わせください。


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