ダクト火災早期検知システム
ダクト火災の初期段階を検知することで火災進行を防ぎ初期消火を可能とします。
炎から大切な〇〇を守ります。
what isダクト火災早期検知システムとは
温度センサやガス検知センサを設置ダクトの仕様を考慮して最適な場所に設置し、リアルタイムに計測します。 異常判定時には、パトランプや警報ブザーで火災をお知らせいたします。 排気ファンの回路に接続して強制的にファンを停止させることも可能です。
duct fireダクト火災
エリア火災と違い、ダクト火災の発生原因は何らかの理由で高温物を吸引することでダクト内に付着・蓄積した油や粉じんに引火することで発生します。 例1)飲食店厨房 フライパンの油から急激に炎があがり、ダクト内に引火し火災が発生。 例2)工場の溶接ライン 溶接のスパッタが吸引されダクト内に堆積した粉塵に引火し火災が発生。
feature5つの特徴
遠隔地でも監視できる
クラウド一括監視が可能なので離れたところからもリアルタイムで確認できます。
火災検知時間の大幅な
ダクト内の温度と一酸化炭素濃度を監視します。防火ダンパー以降の火災を含め、ダクト全域の早期検知ができます。
設置工事が簡単
センサーをダクト出口付近に設置するだけで、すぐに運用できます。
現在テスト導入プログラム実施中!
効果やコストにお悩みの方は、ぜひお問い合わせください。
幅広い監視システムも提案可能
ダクトモニタリングシステムはもちろん、電力や機器の稼働検知など幅広いセンサーを取り扱っているため、御社のニーズに合ったセンサリングを提案できます。
overviewシステム概要
防火ダンパーは内蔵されている温度ヒューズが溶断することで強制的にダクトを閉鎖し延焼を防ぎます。同時に防火ダンパーが作動したことを検知して排気・換気ファンを停止します。
温度センサーを吸入口、排気口、ファン入口・出口に設置しリアルタイムで温度を取得。異常判定時には、パトライトや警報ブザーで火災を警報。排気ファンの回路に接続して強制的にファンを停止させ、延焼を防ぎます。
本システムは、ダクト火災自体を予防することはできませんが、ダクト火災の初期段階を検知することで火災進行を防ぎ初期消火を可能とします。
POINT01
何らかの引火から発生する小規模な火災が、温度ヒューズ溶断まで排気・換気ファンが運転しているために火災を大規模に進行させてしまう。
POINT02
防火ダンパーより風上にあるダクト火災は検知すること自体が困難。
POINT01
温度取得
吸入口・排気口・ファン入口・出口各部分の温度。任意で室内・室外の温度、ダクト中間温度を取得。
POINT02
運転信号取得
排気ファンの運転信号を取得。強制的にファンを停止。(信号は接点・電圧・電流)
POINT03
警報出力
異常判定時にパトライトや警報ブザーで火災を警報。火災発生部分別に出力することも可能。
POINT04
オプション
インターネットに接続して遠隔地から現在状況や警報受信が可能。
system diagramシステム図

【排気温度吸込温度】
2点差温を監視するMTLが特許を取得している方法です。単純な温度差ではなく、多分岐しているダクト火災でも検知可能です。
【排気温度+CO濃度】
ダクトの出口など少数の取付箇所で検知が可能です。CO濃度は、人体に悪影響を与えるため古くから家庭火災検知器にも使用されています。火災発生時の変化速度が速く、ダクト内など温度変化が少ない場合に有効です。
imageパトランプを介した発報方法イメージ
