ICT

教育現場で活躍しているICT教育とは

身近な場所にICTが活用されていますが、教育現場にもICTの導入が加速しています。
ICTは、Information and Communication Technologyの略で情報通信技術といいます。

ICT教育とは

ICT教育は、教育のデジタル化でパソコンや電子国場、インターネットなどの情報通信技術を活用した教育のことです。

ICT教育の目的

文部科学省では、学校教育の情報化推進のため様々な取り組みが実施されています。

・子供たちの情報活用能力を育成する情報教育
・ICTを活用した教科指導
・校務の情報化

を通して教育の質の向上を目指しています。
実現に向けて基盤となるのがICT教育です。文部科学省は、「ICT環境は、その導入が学習に効果的であるかどうかを議論する段階ではなく、鉛筆やノート等の文房具と同様に教育現場において不可欠なものとなっていることを強く認識する必要がある」としています。

文部科学省の役割と取組

文部科学省は、ICT環境整備を整える以外に様々な場所にICT教育を展開する情報を発信したり指針を出したりしています。

小学校


小学校では、児童がコンピュータや情報通信ネットワークなどの情報手段に慣れ親しんだりコンピュータで文字を入力してファイル保存したりする基本操作を学びます。また、インターネットの閲覧やメール送受信の情報モラルも身に着けてテクノロジーを適切に活用できるよう学習する活動が主な焦点になっています。

中学校


中学校では、小学校で学んだ基本的な情報活用や情報モラルを土台にして活用能力の向上を目指しています。
コンピュータだけではなくタブレット端末の操作方法や目的別のソフト選択など基本的な操作を学びます。また、機能拡張などの応用やデータ収集・加工、音声や動画ファイルの加工、表やグラフを作成してのレポートまとめなど自分で考えて作成する幅広い能力の向上が主な焦点になっています。

高校


高校では、「情報Ⅰ」という授業が22年度から必須になります。
情報Ⅰは、プログラミングを学ぶ以外にプログラムを作成するうえで必要なアルゴリズムの考え方や表現の仕方、コンピュータ・ネットワークの仕組み、ネットワーク・データベースの基礎などについて学習します。

こうした方針の浸透は図るために文部科学省は、WEBサイトやYouTube、Twitter、ニコニコ動画などで情報を発信しています。

まとめ

今回は、ICT教育についてご紹介しました。
私たちが学生の頃には詳しく習わなかったICTやプログラミングが必須になっています。デジタル化が進む社会では、役に立つことばかりなので勉強をしっかりして行きたいですね。

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