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IoTとAIはセット?2つで何ができるのか

IoTとAIの技術を使用しているソリューションは様々な業種で活用されています。
なので、今回はIoTとAI2つ揃うと何ができるのかご紹介いたします。

IoTとは

IoTは、Internet of Thingsの略で「モノのインターネット」と呼ばれています。
センサなどを搭載したモノをインターネットなどのネットワークに接続して情報のやり取りを行う仕組みを指しています。

AIとは

AIは、Artificial Intelligeneceの略で「人工的な知能」と訳され、人間の脳で行っている知能的な作業をコンピューターが模倣しています。人間の自然言語を理解したり、論理的な推理を行ったり、経験から学習したりするコンピュータープログラムです。
しかし、AIについての厳正な定義は存在していません。AIの研究者や博識者などによって解釈や認識が違うため明確な定義が決まっていません。

IoTとAIを組み合わせてできること

IoTとAIを組み合わせることで様々なサービスや製品ができています。

IoTデバイスから収集したデータをどのように分析するかがカギになります。人間が分析を行うことも不可能ではありませんが、AIを組み合わせることで人間より迅速かつ効率的にデータを分析することができます。
IoTが収集するデータは、ビッグデータと呼ばれており膨大なデータです。そのデータを人間が処理するのは難しいですが、AIは得意です。

IoTとAI。ビッグデータ

ビッグデータは、「膨大な量のデータ」のことですが、それだけではありません。
以下の3つがビッグデータを構成する重要な要素となります。

・データの量(Volume)
・データの種類(Variety)
・データの発生頻度、更新頻度(Velocity)

AIが取り扱うデータには、「構造化データ」と「非構造化データ」があります。

構造化データ

構造化データは、コンピューターが処理できるように作られた形の決まっているデータです。
例えば、ExcelのデータやCSVデータなど行や列の概念がある表形式のデータのことです。

非構造化データ

非構造化データは、人間が読むために作られた形の決まっていないデータです。
例えば、新聞や雑誌、SNSの投稿から得ることができる画像や動画、音声などのことでビッグデータの80%以上が非構造化データといわれています。

非構造化データは、コンピューターで処理できないことからAIを活用するデータは構造化データが中心でした。しかし、近年のディープラーニングの発展と画像認識や音声認識の技術が向上したおかげで非構造化データもコンピューターで分析することが可能になってきています。

まとめ

IoT技術の発達により、新たにIoTデバイスが収集するデータに付随するデータも取り扱うことになってきました。
このデータは、IoTデータと呼ばれリアルタイムでモノからデータを収集しています。そのため、これまで扱っていたデータよりも量や種類、発生頻度、更新頻度の3つのVが優れているのでAIで分析することで最大限にデータを生かすことができます。

弊社は、名古屋でIoTの開発・販売を行っています。
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