IoT

災害対策で活用されているIoT

皆さんこんにちは。
いきなりですが皆さんのお住まいの地域が自治体によってどんな災害対策が行なわれているのかご存知ですか?
地震や津波の他にも、最近ではゲリラ豪雨や台風などの異常気象も多発しており、これらの自然災害は時として猛威を振るいます。いざという時に被害を最小限に抑えるため、各自治体には網羅的な災害対策をしていて欲しいですよね。
そこで今回は、IoTを活用した従来よりもスマートな災害対策事例についてご紹介していきたいと思います!

1.香川県高松市:IoTを活用した河川情報などの監視システム

氾濫の危険性が高い河川などに水位や潮位を見守るセンサーを整備することで情報をリアルタイムで入手し、危険度の予測や被害状況の早期把握に役立てています。
現地に行かなくても河川の状況が具体的に把握できることは、住民への迅速な避難誘導などにおいて安全・安心なまちづくりに繋がっています。

2.福島県糸島市:平常時においても利活用可能なIoT×G空間地域防災システムの構築事業

大学や民間企業との産学官協働により、G空間情報システム(位置情報が紐付いているデータを見たり、解析したりすることが可能なシステム)と防災業務支援システムを組み合わせた「Iot×G空間地域防災システム構築事業」が実施されています。
このシステムはG空間情報(地図や位置情報など)をIoTと掛け合わせることで、災害情報や土砂災害区域などの情報をもとに災害の被害状況などを予測し、可視化できるシステムです。また地域住民から災害関連情報を収集し、開設する避難所や避難させるエリアの特定に役立てています。

以上2つの事例からIoTが災害対策の現場でも役立っていることが分かります。
今回の記事をきっかけにぜひ一度皆さんのお住まいの地域がどんな災害対策を行なっているのか調べてみて下さいね!
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