IoT

IoTで防ぐヒートショック

みなさんこんにちは。早速ですがみなさんは“ヒートショック”をご存知ですか?

ヒートショックとは暖かいリビングから寒い脱衣所に移動し、熱い湯船に浸かるなどの急な気温の変化によって血圧が大きく変動し、心臓や血管などに悪影響を与えることを指しています。
最悪の場合は脳梗塞や心筋梗塞に繋がるとても重大な健康リスクです。特に欧米諸国と異なり、家庭内の場所によって温度差が高いとされている日本では、気温が低下してきた今の時期(11月頃から2月頃)にヒートショックへの注意が必要となります。
また、65歳以上の高齢者はヒートショックの影響を受けやすいとされています。

ちなみに2015年のヒートショックによる年間国内死者数は、国内交通事故死者数(約4,000人)を大きく上回る数字(約17,000人)となっています。
そこで今回は私たちが何度も取り上げている“IoT”で、ヒートショックを防ぐことが出来るのかをご紹介したいと思います。

上記でご説明した通り、ヒートショックとは寒暖差が大きい場所の移動によって起こります。そのため、家庭内の寒暖差をなるべくなくすことが対策となります。
例えば、ご自宅の空調設備のリモコンとお手持ちのスマートフォンを連携させ、帰宅前や入浴前に家全体の温度調節を手軽に行い、家庭内の温度差をなくすホームオートメーションが挙げられます。
他にも、寒暖差が大きい工場や倉庫現場ではヒートショックの防止のためIoTを活用して「いつ・どの場所で・どの程度の」寒暖差が発生しているのかを見える化し、暖房設備もIoTを使って自動調節することによって、自動でヒートショックのリスクを下げてくれます。

私たちの冬の生活に潜む重大な健康リスクであるヒートショック、一度みなさんも家庭内や職場の寒暖差が大きな場所とヒートショックのリスクについて考えてみてください。

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