IoT

DX化とIT化の違いは?

最近DXやITというワードを頻繁に耳にするようになりました。中でも“DX化”や“IT化”という形で使われていることが多いですよね。
これらは似たようなシーン、文脈で使用されることが多いのですが実際に似て非なるものなんです。しかしその違いを理解している人は少ないはず。

そこで、これら二つの具体的な違いは何なのか?
今回はDX化とIT化の違いについてご紹介していきたいと思います!

まず“DX化”と“IT化”のそれぞれの定義をお話しします。
DX化とは、デジタル技術を活用して経営の仕組みやビジネスプロセスを再構築することで、新たなサービスや競争優位性を獲得することを目指します。
その一方でIT化とは、これまで行っていたアナログ作業や業務をデジタルに置き換えていくことで、生産性や利益の向上を目指しています。

今や至る所で話題に上がるI T 化の代表例、ペーパーレス化を想像していただければ想像がつきやすいのではないでしょうか。

もうここでお気づきの方はいるかと思いますが、DX化とIT化は目指すゴールに大きな違いがあり、その規模も異なります。

結論から言いますと、IT化は該当する業務担当者の人たちのみが取り組む局所的な変革である一方、DX化は全組織で取り組む必要がある大局的な変革なのです。
IT化は必ずしもDX化のために行われているとは限りませんが、DX化には欠かせない手段です。つまり、DX化を行う上で大前提としてIT化を迅速に進めていかない限り、次のステップは見えてこないのです。
具体的には、DX化を行う時に大切なのが目的の明確化と、古いシステムからの脱却、適切なツールの導入という3つで、古いシステムからの脱却という部分で必ずIT化を行うことになります。

以上がDX化とIT化の違いについてでしたが、皆さん何となくイメージは湧きましたか?

最近はあらゆる場面でIT化が行われていますよね。日常生活でIT化をしている場面に出会ったらDX化の途中なのか、ただIT化を行っているのか少し考えてみると面白しかもしれませんね!

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