AI

チャットボットは、AIなの?

最近、企業のサイトや自治体のサイトなどでチャットボットを導入しているのをよく見ると思います。
お問い合わせする内容ではないし、でも気になるという質問をチャットボットで聞けるのがいいですよね。
でも、チャットボットはAIなのかそれとも、人が入力しているのか、分からないときありませんか。
今回は、チャットボットとは何かをご紹介します。

チャットボットとは

チャットボットは、チャット(会話)とボット(ロボット)を組み合わせた言葉です。AIを活用した「自動会話プログラム」を意味しています。
文字だけではなく、音声で会話するものを指すときもあります。

チャットボットの仕組みは

チャットボットは、あらかじめプログラムされた内容に従って会話をしています。
以前のチャットボットは、設定された回答しかできませんでした。さらに、不自然な回答を返される時もありましたが、最近のチャットボットは、人間に近い会話を行うことができるようになっています。
それは、AI(人工知能)のおかげなんです。
チャットボットにAI(人工知能)を組み込むことで、あいまいな言葉を解釈できるようになったり、意図を読みとって回答をしてくれるようになりました。

チャットボットは、「アプリケーション」と「ボット」といわれるシステムをAPIで連携させることで動いています。ユーザーの問をボットが解釈をして、返答を生成します。それをAPIを経由してアプリケーションに表示することで、会話をしているように見えます。

チャットボットの導入事例

JR西日本

JR西日本では、HP上に「お忘れ物チャットサービス」を導入しています。
今までは、駅に忘れ物をしたら落し物センターに電話や直接問い合わせに行かなければいけませんでした。しかし、「お忘れ物チャットサービス」は24時間パソコンやスマホから問い合わせをすることができるようになりました。
チャットに落とした時間や場所、落としたものの品名を入力していくとオペレーターに切替わり落し物を検索してくれます。
電話だと緊張して何を伝えればいいかとっさに出てこないときがありますが、チャットだとゆっくり入力できるので忘れ物には向いていますね。

青梅市

青梅市のHPには、ゴミの分別を教えてくれるチャットボットがあります。
このゴミは何ゴミで出せばいいか分からないときありませんか。そんなときに、パソコンやスマホからすぐに質問をして答えが返ってくるといいですよね。

鎌倉 NABITIME Travel

株式会社ナビタイムジャパンが公開している「鎌倉 NABITIME Travel」は、英語対応をしている観光情報ガイドアプリです。
「人気の土産を買いたい」や「おすすめスポットは」などチャットに入力するとお店や観光スポットを案内してくれます。

ヤマト運輸

宅配便を利用している人は、良く利用しているのではないでしょうか。LINEのチャット画面から配送状況や再配送、日時変更を行うことができます。
ヤマト運輸に電話や直接お店に行ってのお問い合わせをしなくても済むので、便利ですよね。
荷物の状況をすぐに知りたいときにチャットで質問するだけなので、とても助かります。

まとめ

今回は、チャットボットについてご紹介しました。
直接お問い合わせをせずにチャットボットに聞くだけで問題が解決するのは、とても助かりますね。
私は、上記で紹介したヤマト運輸や今回はご紹介していない郵便局のチャットボットを良く使用しています。日時変更や再配達の依頼をLINEから行えるので、大変助かります。今後、いろんな場所でチャットボットが活躍すれば私たちの生活も便利になっていくでしょう。
MTLでは、新規開発の依頼をお待ちしております。「こんな製品できないかな」「こんな技術があるけどコラボレーションできないかな」など、何でもお聞かせください。


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