IoT

稼働率の見える化と遠隔操作:IoTシステムの事例紹介

今回は、流通、工場系の効率化に貢献するIoTシステムのニュースをお知らせします。フォークリフトの管理、操作を遠隔でおこなえるIoTシステムは、感染予防の観点からも導入の効果が期待されています。

自律走行型フォークリフトの稼働状況を見える化、遠隔操作も可能に

大阪府の企業は、自律走行型フォークリフト「ROBO Fork 15」に新しくIoTシステムを連携させました。
これにより、フォークリフトの稼働状況はクラウドサーバーへ転送されるようになります。Web画面があれば自宅でもオフィスでも、どこからも操作、監督をすることが可能です。また、離れた現場同士でデータを共有することもできるようになりました。

IoTなら複数台の機体を1台で管理可能

IoTシステムを導入すると、1台のパソコンで複数台のフォークリフトを管理できるようになります。これまで、工場や物流倉庫は作業者や作業オペレーター不足に悩まされ、その解消が急務とされてきました。
このようなIoTシステムで複数台を管理できるようになれば、省人化を推進できる上、遠隔操作のエラー解消支援などで効率化を見込むことができます。

現場をクラウドサーバーで管理して、より情報を活かせるように

「ROBO Fork 15」のようにクラウドサーバーで機械を管理する方法は、その稼働で生じるさまざまなデータをひとつに集約しビッグデータとして活用できるという展望をも秘めています。
稼働状況やエラーの発生率、解消にかかるまでのタイムなど、工場および物流ラインに付随するアクションをデータ化し集めることで、新たな効率化や業務システムの開発に役立てることができるでしょう。

このようにIoT化は、現場の負担軽減だけでなく、一元管理によるデータ収集やその活用といった企業の成長にも直結するものです。新たなソリューションで工場や物流の現場をアップデートし、これからの時代に即したシステムを利用していきましょう。

弊社では、新規開発を承っています。「こんなアイディアがある」「こんな製品出来ないかな」「コラボレーションできないかな」などありましたらお気軽にお問い合わせください。ご相談もお待ちしております。

参照記事:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000061082.html ご相談・お問い合わせはこちらから